猫のカビ(皮膚真菌症・皮膚糸状菌症)
Before(2024.11.25)

After(2週間後)

After(1ヶ月後)

After(2ヶ月後)

猫ミヌエット 10カ月齢 去勢雄
飼い主さんが自宅でシャンプーしていたところ、頚背部に脱毛2か所を見つけ連れてこられました。
病変は鱗屑(フケ)を伴う円形の脱毛と紅斑がみられ、特徴的な皮疹と幼猫であることよりカビ(皮膚真菌症)の可能性が強く疑われました。検査を実施すると、やはり皮膚糸状菌が確認できました。(青色の写真は、検査のひとつであるウッド灯検査で感染毛が蛍光発色している様子です)
治療は抗真菌剤の内服と外用薬の塗布をおこないました。初めての投薬も練習を兼ね頑張ってくれました。また塗り薬もちょうど舐められない位置でしたので、気にすることなくできました。2カ月後には発毛し病変部が分からないくらいになりました。
病変は鱗屑(フケ)を伴う円形の脱毛と紅斑がみられ、特徴的な皮疹と幼猫であることよりカビ(皮膚真菌症)の可能性が強く疑われました。検査を実施すると、やはり皮膚糸状菌が確認できました。(青色の写真は、検査のひとつであるウッド灯検査で感染毛が蛍光発色している様子です)
治療は抗真菌剤の内服と外用薬の塗布をおこないました。初めての投薬も練習を兼ね頑張ってくれました。また塗り薬もちょうど舐められない位置でしたので、気にすることなくできました。2カ月後には発毛し病変部が分からないくらいになりました。
Case
症例紹介
-
2024.06.25
草木アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎)全身の痒みと毛が抜けるとのことで来院されました。首は引っ掻いて出血しており、脇の下は脱毛、お腹は皮膚が黒くなって色素沈着がみられ、脇腹から後足(大腿部)の毛が薄くなっていました。
-
2024.05.02
ポメラニアン脱毛症(毛周期停止、アロペシアX、脱毛症X)この子は脱毛症の治療により発毛していましたが、他の病気の治療の為脱毛症の治療を中断していたところ、再発してしまいました。
-
2024.03.08
膿皮症(細菌感染)の症例この子は初め、お家から近い皮膚科のある動物病院を受診され、シャンプーを頻繁にするように指示されましたが、病変が治るどころか拡大し悪化してしまったそうです。