毛周期停止(脱毛症X、アロペシアX、ポメラニアン脱毛症)の症例
Before(2023.5)
After(2023.10)
ポメラニアン 7歳 去勢雄
初診時はお顔と四肢に毛は残っているものの、首から下の体幹部が脱毛しており、脱毛部の皮膚の色の一部にやや色素沈着がみられました。また、残っている毛の状態もパサパサ、ゴワゴワしていました。
治療を始めると早々に発毛がみられ、4カ月で毛が生えそろいました。飼い主さんは、このまま薄毛のままでも…と諦めていたそうですが、発毛してきてくれて、私も嬉しく思います。
この子は幸い治療に対して、とても早く反応してくれました。しかし本疾病は治療に対する反応の個体差が大きいと感じており、1年以上経ってから発毛してきた子もいます。再発もしやすいので、気長な治療になることをお話しさせていただいております。
治療を始めると早々に発毛がみられ、4カ月で毛が生えそろいました。飼い主さんは、このまま薄毛のままでも…と諦めていたそうですが、発毛してきてくれて、私も嬉しく思います。
この子は幸い治療に対して、とても早く反応してくれました。しかし本疾病は治療に対する反応の個体差が大きいと感じており、1年以上経ってから発毛してきた子もいます。再発もしやすいので、気長な治療になることをお話しさせていただいております。
Case
症例紹介
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2024.06.25
草木アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎)全身の痒みと毛が抜けるとのことで来院されました。首は引っ掻いて出血しており、脇の下は脱毛、お腹は皮膚が黒くなって色素沈着がみられ、脇腹から後足(大腿部)の毛が薄くなっていました。
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2024.05.02
ポメラニアン脱毛症(毛周期停止、アロペシアX、脱毛症X)この子は脱毛症の治療により発毛していましたが、他の病気の治療の為脱毛症の治療を中断していたところ、再発してしまいました。
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2024.03.08
膿皮症(細菌感染)の症例この子は初め、お家から近い皮膚科のある動物病院を受診され、シャンプーを頻繁にするように指示されましたが、病変が治るどころか拡大し悪化してしまったそうです。