毛包虫症膿皮症マラセチア皮膚炎 併発 アトピー性皮膚炎
Before(2024.8.11)

After(2024.10.6)

シーズー 3歳 去勢雄
全身のかゆみを主訴とし皮膚の紅斑がみられ、背中部分に多数の丘疹とカサブタ、関節部には脂漏があり、身体の毛が薄くなっている部分もありました。皮膚の検査をすると毛包虫(ニキビダニ)という皮膚の寄生虫感染と細菌感染、マラセチア感染があり、3つの感染症を併発していました。さらに基礎疾患にアトピー性皮膚炎があると考えました。皮膚病で4つの疾病があり皮膚病のデパートと言えそうな状態でした。
治療は併発している感染症を、状態を見ながらひとつひとつ落としていくように進めました。感染症の落ち着きと共に皮膚の状態も改善してきました。今後は二次感染に注意しつつアトピー性皮膚炎のコントロールに尽力していきます。
治療は併発している感染症を、状態を見ながらひとつひとつ落としていくように進めました。感染症の落ち着きと共に皮膚の状態も改善してきました。今後は二次感染に注意しつつアトピー性皮膚炎のコントロールに尽力していきます。
Case
症例紹介
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2025.01.17
慢性アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎)お引越し前の皮膚科の病院でアポキルの投薬を継続されていたそうですが、痒みがあり、顔や脇の下、内股、お尻に色素沈着と苔癬化が残り、耳、指間、脇腹に発赤がみられました。
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2024.11.27
毛包虫症膿皮症マラセチア皮膚炎 併発 アトピー性皮膚炎全身のかゆみを主訴とし皮膚の紅斑がみられ、背中部分に多数の丘疹とカサブタ、関節部には脂漏があり、身体の毛が薄くなっている部分もありました。
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2024.06.25
草木アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎)全身の痒みと毛が抜けるとのことで来院されました。首は引っ掻いて出血しており、脇の下は脱毛、お腹は皮膚が黒くなって色素沈着がみられ、脇腹から後足(大腿部)の毛が薄くなっていました。