膿皮症(細菌感染)の症例
before
after
犬種Mix 推定7〜8歳 去勢雄
背中に脱毛、紅斑、痂疲(かさぶた)の病変が散在し、ジュクジュクした滲出物が見られるものもありました。塗り薬を処方しましたが、塗り薬は同居犬のパトロールチェックが厳しく、塗っても直ぐに同居犬に舐めとられてしまったそうです。(素直に舐められて仲睦まじいのですが、せっかく塗ったのに十分な効果が期待できません…。)そのため、抗生剤を内服してもらうことにしました。
2週間後の診察時は、病変部は落ち着いており、発毛もみられ、また新たな病変はみられませんでした。このまま順調に毛が生えそろって、元の健常な状態に戻ってくれるまで経過を観察していきます。ただ、膿皮症は二次的に発生しているため、基礎疾患を考慮しその治療を行うことが必要です。基礎疾患を見極め、並行して対応しコントロールしていきます。
2週間後の診察時は、病変部は落ち着いており、発毛もみられ、また新たな病変はみられませんでした。このまま順調に毛が生えそろって、元の健常な状態に戻ってくれるまで経過を観察していきます。ただ、膿皮症は二次的に発生しているため、基礎疾患を考慮しその治療を行うことが必要です。基礎疾患を見極め、並行して対応しコントロールしていきます。
Case
症例紹介
-
2024.06.25
草木アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎)全身の痒みと毛が抜けるとのことで来院されました。首は引っ掻いて出血しており、脇の下は脱毛、お腹は皮膚が黒くなって色素沈着がみられ、脇腹から後足(大腿部)の毛が薄くなっていました。
-
2024.05.02
ポメラニアン脱毛症(毛周期停止、アロペシアX、脱毛症X)この子は脱毛症の治療により発毛していましたが、他の病気の治療の為脱毛症の治療を中断していたところ、再発してしまいました。
-
2024.03.08
膿皮症(細菌感染)の症例この子は初め、お家から近い皮膚科のある動物病院を受診され、シャンプーを頻繁にするように指示されましたが、病変が治るどころか拡大し悪化してしまったそうです。