毛周期停止(ポメラニアンの脱毛症)の症例
before(2023.1)
after1(2023.2)
after2(2023.4)
ポメラニアン、3歳、避妊雌
継続治療中で、以前は頸部から背中、両側側腹、尾部の毛が薄く、地肌が見えているところもありました。ところが、ここ1カ月で急に発毛が認められました。しかも濃い色の毛が密に生えてきており、艶もあります。本当に同一犬の○○ちゃん?と思わず疑ってしまいそうになりましたが、お顔と足の模様の特徴より直ぐに確信しました!今後は、このまま毛量をキープしていければと思います。
この毛周期停止という病気は原因や病態が不明な病気であり、そのため治療法も確立されておりません。治療の反応も経過も個体差に寄るというのが、正直これまでの経験より実感しております。さらに発毛後治療をやめると再発する症例も多いので、発毛するまで、また発毛した後も慎重で気長な治療が必要になります。
この毛周期停止という病気は原因や病態が不明な病気であり、そのため治療法も確立されておりません。治療の反応も経過も個体差に寄るというのが、正直これまでの経験より実感しております。さらに発毛後治療をやめると再発する症例も多いので、発毛するまで、また発毛した後も慎重で気長な治療が必要になります。
Case
症例紹介
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2024.11.27
毛包虫症膿皮症マラセチア皮膚炎 併発 アトピー性皮膚炎全身のかゆみを主訴とし皮膚の紅斑がみられ、背中部分に多数の丘疹とカサブタ、関節部には脂漏があり、身体の毛が薄くなっている部分もありました。
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2024.06.25
草木アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎)全身の痒みと毛が抜けるとのことで来院されました。首は引っ掻いて出血しており、脇の下は脱毛、お腹は皮膚が黒くなって色素沈着がみられ、脇腹から後足(大腿部)の毛が薄くなっていました。
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2024.05.02
ポメラニアン脱毛症(毛周期停止、アロペシアX、脱毛症X)この子は脱毛症の治療により発毛していましたが、他の病気の治療の為脱毛症の治療を中断していたところ、再発してしまいました。