毛周期停止(脱毛症X)と甲状腺機能低下症の症例
Before(2023.1)

After(2023.5)

ポメラニアン 7歳 去勢雄
継続治療中で当初より毛はやや増えたものの、まだ体側部、お尻、尻尾が薄く、皮膚の色も黒く色素沈着している部分がありました。ホルモン値を測定してみると、甲状腺ホルモンが正常範囲内の数値ではありましたが、下限にとても近い数値でした。
そこで甲状腺ホルモンを補充する治療を始めたところ、発毛の傾向がみられ、およそ3カ月で脱毛の改善がみられました。今後も脱毛症と甲状腺ホルモンの両方の管理と経過観察を続けていきます。
そこで甲状腺ホルモンを補充する治療を始めたところ、発毛の傾向がみられ、およそ3カ月で脱毛の改善がみられました。今後も脱毛症と甲状腺ホルモンの両方の管理と経過観察を続けていきます。
Case
症例紹介
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2025.01.17
慢性アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎)お引越し前の皮膚科の病院でアポキルの投薬を継続されていたそうですが、痒みがあり、顔や脇の下、内股、お尻に色素沈着と苔癬化が残り、耳、指間、脇腹に発赤がみられました。
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2024.11.27
毛包虫症膿皮症マラセチア皮膚炎 併発 アトピー性皮膚炎全身のかゆみを主訴とし皮膚の紅斑がみられ、背中部分に多数の丘疹とカサブタ、関節部には脂漏があり、身体の毛が薄くなっている部分もありました。
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2024.06.25
草木アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎)全身の痒みと毛が抜けるとのことで来院されました。首は引っ掻いて出血しており、脇の下は脱毛、お腹は皮膚が黒くなって色素沈着がみられ、脇腹から後足(大腿部)の毛が薄くなっていました。