毛周期停止(脱毛症X)と甲状腺機能低下症の症例
Before(2023.1)
After(2023.5)
ポメラニアン 7歳 去勢雄
継続治療中で当初より毛はやや増えたものの、まだ体側部、お尻、尻尾が薄く、皮膚の色も黒く色素沈着している部分がありました。ホルモン値を測定してみると、甲状腺ホルモンが正常範囲内の数値ではありましたが、下限にとても近い数値でした。
そこで甲状腺ホルモンを補充する治療を始めたところ、発毛の傾向がみられ、およそ3カ月で脱毛の改善がみられました。今後も脱毛症と甲状腺ホルモンの両方の管理と経過観察を続けていきます。
そこで甲状腺ホルモンを補充する治療を始めたところ、発毛の傾向がみられ、およそ3カ月で脱毛の改善がみられました。今後も脱毛症と甲状腺ホルモンの両方の管理と経過観察を続けていきます。
Case
症例紹介
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2024.06.25
草木アレルギー(犬アレルギー性皮膚炎)全身の痒みと毛が抜けるとのことで来院されました。首は引っ掻いて出血しており、脇の下は脱毛、お腹は皮膚が黒くなって色素沈着がみられ、脇腹から後足(大腿部)の毛が薄くなっていました。
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2024.05.02
ポメラニアン脱毛症(毛周期停止、アロペシアX、脱毛症X)この子は脱毛症の治療により発毛していましたが、他の病気の治療の為脱毛症の治療を中断していたところ、再発してしまいました。
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2024.03.08
膿皮症(細菌感染)の症例この子は初め、お家から近い皮膚科のある動物病院を受診され、シャンプーを頻繁にするように指示されましたが、病変が治るどころか拡大し悪化してしまったそうです。